ハンドドリップを知ることで
コーヒーの世界は広がります。
甘さのピークで煎り止めます。

の、コーヒーを探しましょう。

コーヒー豆はおよそ800種の味の成分を持つと言われます。ワインが約300種ですから、あの小さな粒の中にそれ程多様な味わいを含んでいる事自体、神秘的と言えます。その1つ1つを体感する事は不可能ですが、それらをどう抽出して日々美味しいコーヒーと出会うのか?それにはハンドドリップが最良の手段とされています。味わいの中にはネガティブな要素として一般的にカットされるべき物もありますが、コーヒーは基本的には嗜好品。誰かのネガティブは必ずしもあなたのそれではありません。コーヒーボーイだって一般的ではないローストに仕上げる事はあるのですから。大切なのはあなた の、コーヒーを探すこと。朝の、コーヒー。こんな気分の、コーヒー。ハンドドリップはあなたの、コーヒーの世界を広げてくれるでしょう。

甘さのピークで煎り止めます。

ハンドドリップを始める方へ。基本の抽出法。

最初に器具のお話をしましょう。ハンドドリップの器具は構造上とても原始的で、どこにでも仕舞え、携帯もできるコンパクトさです。最低限2つの器具を用意しましょう。コーヒーを濾すドリッパーと濾したコーヒーを受けるサーバーです。ハンドドリップ教室ではドリッパーはハリオ社のV60ドリッパー02、サーバーも同じくハリオ社のV60コーヒーサーバー02を使用しています。ペーパーフィルターはV60に適応する円錐形のフィルターを用意しましょう。できればお湯を細く注げるケトルがあれば理想ですが少し高額になります。家庭用のケトルで代用できますので細くお湯を注ぐことに注力してください。器具の詳細については、COFFEEBOYのYouTubeチャンネル、『一番最初に揃えたいコーヒー道具』その1をご覧ください。

さてドリップのスタートです。一連の流れは同じくYouTubeチャンネル『コーヒー初心者必見!基本のペーパードリップ』で説明しています。ここでお伝えしたいのは最初にしっかりコーヒー粉を蒸らす事。粉全体にお湯が行き渡る量を注いでください。そして2投目。ここでコーヒーの美味しい成分を出し切るつもりでテンポ良く!! 湯量は最終的に抽出する1/2。蒸らした粉の中心から500円玉大の弧を描く様に細い湯でドリップしてください。3投目は濃度調整です。大切な事はコーヒー粉の壁を崩さない事。そこには雑味や苦味などが潜んでいます。この3つを守れば美味しいコーヒーの出来上がり。これからハンドドリップを始める方へ『OPEN BREW』をご用意しています。ご希望の方は商品注文時に同梱希望欄へチェックをお願いします。

甘さのピークで煎り止めます。

ハンドドリップをもっと学びたい方へ。

ハンドドリップは、挽き目、湯温、湯量、落とす速度、落とし方の5つを組み合わせてイメージするコーヒーの味を導き出すメソッドです。この5つがコーヒーの味やまろやかさ、香りや余韻に複雑に絡み合ってくるのでそれぞれの行為の正確な数値を知ることが大切になります。その為に湯温計とサーバーの重さを量るメジャーが必要です。コーヒーボーイでは湯温計やメジャーを使いながら、それぞれの豆に対して2〜3種類の抽出法を提案しています。1つめは、これからハンドドリップを始める方へ向けた基本の抽出法。2つめは、豆種を選ばず甘味を引き出す抽出法。そして3つめはその豆の特性を引き出す抽出法です。ぜひそれぞれの豆のページに記載の「ハンドドリップの抽出方について」をお試しください。COFFEEBOY 光店店長 守本

ハンドドリップのメソッドで
味わいが大きく変わる3つの銘柄